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六欲天 No.7 化楽天(けらくてん)1

化楽天(けらくてん)

 六欲天の魔神界第五の天、化楽天(けらくてん)について、

兜率天のさらに遥か上層の虚空中に化楽天があります。大きな次元の隔たりがあり、天衆の善業の力が勝れていることはもうお話しする必要はないでしょう。殺さず・盗まず・淫らな行為をせず・嘘をつかず・悪口を言わず・真実に反して言葉を飾らずなど、善い生き方をしてきた生命にふさわしい楽報を受けます。

魔神界の魔は、天衆が全て悪魔のような悪い存在と言うことではなく、魂の状態の一要素としてこの天が魔性と言うことです。
天衆の魂にも我々と同じように、地獄界から仏界までの十個の要素があり、縁に触れて瞬時に変化することは、子ブタが溺れている子ヤギを助けるという動画でお話したとおりです。

この天の寿命は「人間の八百年を一日一夜とし、寿命は八千歳。また天人生の途中で死ぬこともある。」とあるので人間界の時間に換算すると、23億400万年になります。

宇宙船地球号が天の川銀河を10周する間ぐらいは楽園で過ごせることになります。
凄い長寿命ですが、もっと凄い話をしますと、地獄の中に大叫喚地獄というところがあり、この天の寿命が一日で尽きてしまいます。たった一日ですよ・・・それが八千年も続きます。
更に、この下には焦熱地獄、大焦熱地獄、阿鼻地獄と続くのですが、このような深い地獄に落ちる者は、仏の教えに対しての妄語(嘘)の罪が大きな要因となります。

話を戻しますが、この天の天衆は、自らの五感に接する対象を変化して、欲望の極みを不足なく十分に成就できる勝れた神通力を具えています。

どのような対象を作り出して欲望を成就するのか想像できませんが、人間界でも五感を刺激する様々な対象を作り出して欲望を成就しています。例えば、「味覚・嗅(きゅう)覚を楽しませる料理」「肉体を酔わせて楽しむお酒」「肉体を飾る化粧品・アクセサリー・服」「肉体をリラックスまたは休めるマッサージ機・お風呂・寝具」「視覚・聴覚を楽しませるアニメ・ゲーム」など周りは娯楽する対象で溢れていますね。

「魂の成長度が低いほど自由意志の自由度が制限され、高いほど開放される」というお話をしましたが、地球の中で自由度の高い日本人は、それだけ優れた対象を作り出すことができます。楽報は各々の福徳ですが、それらに翻弄されないように気を付けなければ、さらに深い無明の霧に覆われることになります。

化楽天の魂の状態は、「欲望を成就しようとする原動力。作り出した、或いは作り出された対象に耽溺(たんでき)する」です。
耽溺:一つのことに夢中になって、他を顧みないために判断力を失い、多く不健全な遊びに溺れることをいう。

例えば、ゲームはついついその世界に浸ってしまい時間を忘れて楽しんでしまいます。学業や仕事に身が入らず、頭の中は「早く家に帰ってゲームやりたいなぁ・・・」「新しいところ早く攻略しよう!」「レベル上げとお金を貯めて剣と鎧を買わなきゃ!」等となるでしょう。このようなことを続けることで「後回し」「だるい」「面倒」「まぁ、いっか」「眠い」「サボろうか・・・」「リアル世界は糞ゲー」と本業や人生の目的をおろそかに怠けてしまうことになります。またゲームに限らず、このようなことを積み重ねることで自らが迷いの生命だということに考えが及ばず、無明なまま寿命が尽きてしまう要因となります。

とはいえ、人間はロボットではありませんので、休息や娯楽は必要です。仮想世界に100時間、200時間と費やすのが悪いと言っているのではなく、魂が魔性の状態にあることを知り、上手くバランスを取らなければ危険だということです。
ゲームを例にしましたが、各々の生活で耽溺している様々な対象に当てはめてみましょう。

また、上手くバランスを取ると書きましたが、それができるのであれば無始から六道輪廻を繰り返していませんし、できていないから人間界に生まれて現在の境遇に閉じ込められています。そして様々な対象に翻弄され、また流転することは、残念ながら言うまでもありません。

欲望の対象に耽溺し続けること、或いは際限なく耽溺し続けたいと渇望することは、魂の煩悩の壁をさらに厚くし、物事を正しく見聞きできず判断や言動・行動を狂わせていきます。

 シルバーバーチの霊界メッセージ、進化の土壌としての地上生活より抜粋
やりたい放題の人生を送り、夢まぼろしの幸せを追い求めている魂は、いつかは実在を学ぶために過酷な体験(死後、低界層での生活を含む)をさせられる時がまいります。

大半の人々は、魔性から覚めることができず過酷な体験の中で実在を学ぶことになります。
なぜなら、魂の状態が六欲天の上層になるほど力は強大となり、弱い理性では太刀打ちできなくなるからです。
もう少し詳しく書きますと、善神界の四大王衆天・トウ利天の善性より、魔神界の夜摩天・兜率天・化楽天・他化自在天の魔性の力の方が圧倒的に強大と言うことです。
欲界より上層の色界・無色界には、他化自在天の魔性の力さえ降伏させる善神界が広がりますが、四大王衆天・トウ利天の善性を上手く顕現できない魂は、それ以上の善性の要素を顕現することは難しく、餓鬼界・畜生界・修羅界は魔性に従い、思い通りにならなければ地獄界が顕現します。

‘魔性に従い’とはどのようなことかは、自らの魂の状態に問えば分かることですが、確認のため書きます。
「なぜ、争う、或いは諂(へつら)う必要があるのだろう?」(修羅界)
「なぜ、本能の赴くままに行動してしまうのだろう?」(畜生界)
「なぜ、ケチで欲深く、嫉妬してしまうのだろう?」(餓鬼界)
「なぜ、恨み、或いは怒りは起きるのだろう?」(地獄界)

それぞれの魂の要素は「利己的な欲望を成就するため」(魔神界)に働きます。

無明の霧に包まれ、永遠に続く生命の上から物事を見れず、今の自我を本当と思い込み固着するため、世界には無秩序と混乱が広がり、死後も欲界から抜けられないのは当然の道理となります。

話を戻しますが、過酷な体験は魔性から目覚めさせ因果律の厳しさを学ぶための特効薬となります。しかし、

 シルバーバーチの霊訓、スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべより抜粋
ただ単に苦しい体験を積むばかりでは無意味です。その中から教訓を学び取らないといけません。そこで霊的摂理についての知識が大切となります。

というように、宇宙の自然法則についての正しい知識がなければ、苦しい体験の中から教訓を学び取れず、体験が終われば知らぬ間に魔性の状態へと引き込まれ、また新たな苦しみを生み出してしまいます。
そうして、己で生み出した結果に対し「どうして、このような理不尽な目に遭わなければならないのか」「どうして、このような謂れの無い苦しみを味わわなければならないのか」「どうして、どうして、どうして・・・」と自分と正しく向き合えず、無明の霧の中を彷徨うことになります。

また、苦しい体験を積み、その中から教訓を学ぶことだけが無明の霧を抜ける方法ではありません。
正見を磨き、仏の教えを正しく受け入れるための準備を整えましょう。仏の真髄を知り、楽しみ・喜び・感謝・安らぎの中で学んでいくことが賢明です。

仏の真髄による祈りは、各々の魂の成長に合わせて最善のバランスの取り方を教えてくれます。別の言い方をすれば、犯した間違いを正し、教訓を学び、より立派な行為を心がけ、二度と失敗しないようになっていく、或いは仏の法則(宇宙の自然法則)に従って生活を規制して行くようになり、法則に忠実に従うことの大切さを悟るようになるとも言えます。各々の魂で無理なく学び、仏の世界へ一歩一歩、近づいて行きます。

現在、耽溺している方も、耽溺まではいかないけれどそれなりの執着のある方も、苦難の中でそれどころで無い方も、終わり善ければ全て善しです。
霊界で己の魂が衆目にさらされる時、清く穢れのない状態になっていればよいのです。

仏の教えが説かれる日本に生まれ育ち、生活していることが何よりのみなさんの福徳であり、程度の差はありますが様々な楽報を受けられます。しかし、いつかは楽報に終わりがくることは必定であり、人間界の楽報は非常に儚いものです。
未来にもっと素晴らしい楽報を受けられるように新しい善い種をまき、みんなで自由度最大の仏の世界を目指しましょう。(*´∇`*)b

次回は、化楽天の死相についてお話しします。



天界の六欲天について
 所属界  魂の状態 
天界名 生命活動
欲界六道 天界 喜び・快楽六欲天 魔神界
他化自在天
 (たけじざいてん)
化楽天
(けらくてん)
自ら五塵を変化して楽しみを作り出す神通力を具足する。
容姿・声・背丈・力などの身量、様々な物がもたらす快楽・楽しみの勢力、富、寿命などの全てが兜率天より甚だ勝る。
兜率天
(とそつてん)
内・外二院に分かれ、内院は菩薩の浄土。外院は天の境界を楽しむ天衆が暮らす。
夜摩天
(やまてん)
夜摩天王の力は帝釈天王を十万に和合しても及ばず、 神通力による楽しみの量は千倍勝る。
天衆は、善果の報いが非常に強力なため慢心を生じやすく、著しく五欲に執着してしまうことになる。そのため諸行無常を忘れ死相が現れてから大苦悩を味わい、善果が尽きて三悪道に流転する。
善神界トウ利天
(とうりてん)
須弥山頂きの善見城天を中央に4方に各8天の城があり、32天の各城には神と天衆が住み、中央の善見城で帝釈天王が統括している。 帝釈天王 は、三十三天の神々・ 四天王を従え仏および仏の正しい法を説く者を守護する善神。
四大王衆天
(しだいおうしゅうてん)
トウ利天に住む帝釈天に仕え、仏および仏の正しい法を説く者を守護する善神。
須弥山の東西南北を順に持国天、広目天、増長天、毘沙門天が守護している。
五道人間界平和
四悪道
  修羅界闘争
三悪道畜生界愚痴
餓鬼界貪欲
地獄界怒り・恨み
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テーマ : 心と幸せ
ジャンル : 心と身体

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Re: No title

> 衝撃画像!なんか芸術

木の生命力を感じた事と、
「枝に腰掛けてゆっくり景色を眺められたらいいなぁ」という願望から、このアングルでシャッターを切りました。(*´ω`*)

でも・・・実は盆栽なのです。

ネットショップの宣伝になってしまうため、残念ながら承認することが出来ませんでした。
全ての方が平等なので、もし一人の宣伝を承認するのであれば、その必要のある方すべてに対応しなければならないからです。
堅苦しい奴でごめんね。

No title

おじゃまします。

前から思ってたんですが、上に行くほど快楽とか楽しみとか増えるんですよね。
欲望を不足なく十分に成就できるひとが上に行くのなら増えてもあんまり意味ないような。
あれ…だから溺れないひとじゃないといけないのか。
んーよくできてますね。←あまりわかってない。

まあ楽しみには溺れすぎないようにします。ゲームとか。

Re: No title(めのうさん)

欲望を成就することによる快楽・楽しみが増えるのは欲界の天界までとなります。それを越えると物的な対象は残りますが、男女の区別が無くなり欲望から離れた生命活動となります。

欲望を不足なく十分に成就できる生命活動は一見すると楽しみ・快楽に溺れて多くの生命が流転するので、あまり意味のないように感じたのかもしれません。
しかし、永遠の生命活動から見れば少しずつですが向上して行きます。
欲望を成就し続けた後には、必ず過酷な体験があり、いつかは教訓を学び、より立派な行為を心がけ、二度と失敗しないようになって行くのです。

ただ、’いつかは・・・’なので、宇宙の自然法則を学び始めたのですから「未来に向けて、各々できることからどうでしょう」というところですね。(*´ω`*)
プロフィール

マグナムやまと

Author:マグナムやまと
危険な宗教団体廃絶
無明から光明への道標

以下、向上心のある方向け

このブログはスピリチュアリスト、または特定の宗教団体に導くものではありません。

ネット上に氾濫する宗教・スピリチュアリズム・心の探求などの誤った情報を正していくことが目的である。

心と体の関係を正しく理解することで次第に悪因を作ることを止め、生老病死を恐れず、精神的豊かさを手に入れることを目指す。

精神的豊かさは、魂の成長を意味する。
魂の成長は、死後の世界を決める。
地上生活は原因、死後の世界は結果である。
善因を作るのも、悪因を作るのも己である。

神々も含め、誰であろうと原因結果の法則から絶対に逃れることは出来ない。

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