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テーマ : 心と幸せ
ジャンル : 心と身体

六欲天 No.10 種まきのたとえ

仏の国の奥義:良い地にまかれた種は良い実を結ぶ

 釈迦、イエスの教える‘例え’についてお話しします。

イエスの教えから‘種まきの例え’を読んでいただき、説明を加えながら最後にまとめます。
イエスはまた湖のほとりで教え始められた。おびただしい数の群衆がみもとに集まった。それでイエスは湖の上の舟に乗り、そこに腰をおろされ、群衆はみな岸べの陸地にいた。イエスはたとえによって多くのことを教えられた。その教えの中でこう言われた。

「よく聞きなさい。種をまく人が種まきに出かけた。まいているとき、種が道ばたに落ちた。すると、鳥が来て食べてしまった。また、別の種が土の薄い岩地に落ちた。土が深くなかったので、すぐに芽を出した。しかし日が昇ると、焼けて、根がないために枯れてしまった。また、別の種がいばらの中に落ちた。ところが、いばらが伸びて、それをふさいでしまったので、実を結ばなかった。また、別の種が良い地に落ちた。すると芽ばえ、育って、実を結び、三十倍、六十倍、百倍になった。」

そしてイエスは言われた。

「聞く耳のある者は聞きなさい。」

さて、イエスだけになったとき、いつもつき従っている者たちが、十二人の弟子とともに、これらのたとえのことを尋ねた。そこで、イエスは言われた。

「あなたがたには、神の国の奥義が知らされるが、ほかの人々には、すべてがたとえ(ただの種まきの話)に聞こえるのです。それは、

『彼らは確かに見るには見るがわからず、聞くには聞くが悟らず、悔い改めて赦されることのないため。』

です。」(マルコによる福音書4:1~12)
文章から様々な条件下にまかれた種が、どのような結果をもたらしたのか情景が浮かびます。
これは基本的な読解力があれば文章の表面上の意味を理解できるからに他なりませんが、聞く耳のある者は種まきの情景だけでなく、そこにイエスが本当に伝えたい隠された意図を読み取ることができます。
しかし人類の大半の人々は聞く耳がないので、残念ながらただの種まきの話にしか聞こえません。

『悔い改めて赦されることのないため』とは、言い換えれば『無明の霧の中にいることを認めないため』となります。このような人々は仏の教えを素直に受け入れる備えができるまでは、見るには見るがわからず、聞くには聞くが悟ることはありません。

このあとイエスはつき従う者たちと十二人の弟子に、例えに隠された神の国の奥義を教えます。
宇宙の自然法則を垣間みるイエスの言う神の国とは、もちろん仏の国(仏界)のことです。ただしお断りしておきますが、イエスの教えの意図を読み取れないキリスト教徒の概念がつくりだす神の国は存在しません。なぜなら、

 シルバーバーチの霊訓―地上人類への最高の福音より抜粋
イエスは“神”ではありません。全生命を創造し人類に神性(仏性)を賦与(ふよ)した、宇宙の大霊(仏)そのものではありません。

 シルバーバーチは語るより抜粋
イエスを祈願の対象とするのは間違いです。祈願は大霊(仏)に捧げるべきであって、大霊(仏)の使者に捧げるべきではありません。
聖書には致命的な欠陥があることは既に述べたとおりであり、そもそも仏(神)ではないイエスを仏(神)の座に祭り上げたことが最大の過ちです。
イエスの時代に広まる宗教思想(ユダヤ教)の間違いを正し、人々の聞く耳の状態に合わせて少しだけ補足したに過ぎません。イエスは宇宙の自然法則の全てを知らなかったこと、全てを説いていないことを理解する必要があります。

聖書と教義をパズルに例えれば、もともと足りないピースと様々に絵柄の異なる関係のないピースを無理やり組み合わせ、何を表現しているのかも分からない未完成の絵柄を後生大事にしているようなものです。
それに対して経典は、全てのパズルのピースが揃い絵柄が統一されています。正しく組み合わせることができれば完成したパズルの絵が仏の国へと向かう一本の道を示します。

 それでは次に進みましょう。
そして彼らにこう言われた。

「このたとえ(ただの種まきの話)がわからないのですか。そんなことで、いったいどうしてたとえ(隠された意図)の理解ができましょう。種まく人は、みことばをまくのです。

A:種が道ばたに落ち鳥が来て食べてしまったとは、
『みことばを聞くと、すぐにサタンが来て、まかれたみことばを持ち去ってしまう人々のことです。』

B:種が土の薄い岩地に落ち土が深くなかったのですぐに芽を出すが、日が昇ると、焼けて、根がないために枯れてしまったとは、
『みことばを聞くと、すぐに喜んで受けるが、根を張らないで、ただしばらく続くだけです。それで、みことばのために困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまう人々のことです。』

C:種がいばらの中に落ちいばらが伸びて、それをふさいでしまったので実を結ばなかったとは、
『みことばを聞いてはいるが、世の心づかいや、富の惑わし、その他いろいろな欲望がはいり込んで、みことばをふさぐので、実を結ばない人々のことです。』

D:種が良い地に落ち、芽ばえ、育って、実を結び、三十倍、六十倍、百倍になったとは、
『みことばを素直に聞いて受け入れ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶ人々のことです。』」
                                            (マルコによる福音書4:13~20)
みことばとは、宇宙の自然法則を垣間みるイエスが仏の国に人々を導くために話す教えです。

・Aグループの人々とは?
一神教・新興宗教・神社・ニセ仏教等を信仰している、または思想の奴隷となっている人々です。人類の大半はこのグループに入り、一言でいえば‘邪見’の人々となります。

魂の状態の各要素については時間をかけて述べてきましたが‘魔性に従い’という言葉を覚えていますでしょうか。
修羅~地獄界の魂の要素は、利己的な欲望を成就しようとする魔神界の魂の要素に従うというお話です。
サタンとは魔王のことで、欲界の頂点に君臨し、無明の生命の中では最強の力を有します。ただし因果律があるので仏を超えることはなく、魔王も宇宙の自然法則の中で生命活動をする仏の生命の一部です。
ここで心に留めていただきたいのは「魔王には、欲界の生命に六道輪廻を繰り返させようとする明確な意思がある。」ことです。なぜかは六欲天の魔神界第六の天、他化自在天(たけじざいてん)で詳しくお話しします。

宇宙の自然法則に逆らう信仰をしている人々に「あなたの信仰は間違っています。」と伝えると、自分の宗教思想・行為を批判されたと感じます。
これは伝えた言葉の正否には関係なく自分の思想・行為を肯定したいという欲望が生じるからです。そして、この欲望を成就するために相手を言いくるめよう・言い負かそうと保身することになります。
自尊心の高い人ほど、この傾向が強く、魂の要素としては修羅界が働きます。このような人々は魂の庭にお腹をすかせたハトの群れを飼っているようなもので、種をまいてもすぐに残らず食べられてしまいます。

種より豆の方が好みかもしれませんが、種を食べたハトはフンをまき散らして魂の庭を汚してしまいます。
フンをまき散らすとは、矛盾したこと言い、陰口を言い、真実にそむいて言葉を巧みに飾りながら偽ることをして欲望を満たすことです。魂の要素は畜生界です。
フンをまき散らすのは自由ですが、いつかは大掃除(大苦難)をしなければならないときがまいります。そして、そのような愚かな行為をした当の本人は残念ながら気づいていません。魂の庭を汚すとはこのことです。

トップページの中で魂の目覚めに不向きの方として、宗教脳・傲慢・頑固・利己的・年寄りをあげましたが、なぜ不向きなのかと言えば、みことばを聞いても理性を活かさず自己中心の利己的な欲望の成就を優先してしまうからです。
このときの魂の要素の変化は、善神界の善性が負け、あるいは葛藤もせず魔王の働きかけに修羅~地獄界が応じている状態となります。そのため、みことばを素直に聞いて受け入れることができません。
これが『すぐにサタンが来て、まかれたみことばを持ち去ってしまう』の意味です。

・Bグループの人々とは?
『みことばのために困難や迫害が起こる』とありますが、Aグループで述べたように‘みことばのため’だけとは限らず、相手が思想・行為を批判されたと感じれば争いが起きます。
一神教の思想戦争が良い例ですが、互いに自分の思想・行為に正義があると信じています。しかし、どちらにも正義はありません。
もともと何の根拠もない基盤の上に神学体系を築き、その教義をもとに未熟な思想が作られたのですから、それを中心に物事を考え行動すること自体がそもそもの間違いです。
人間は宇宙の自然法則の恩恵を受けて生きているのですから法則を中心に物事を考え行動すれば善いのです。

読者の中には、環境からのマインドコントロールに覚めつつある方々もおりますので困難や迫害に遭わないためにはどうしたら良いのか記載します。

(1) 相手の自由意思を尊重してあげることです。
(2) 周りに大切な人がいないのであれば、知り得たことを心に留めて公言しないことです。死後の行き先は魂の進化の程度で決まります。「周りがどうか?」ではなく「自分はどうあるべきか?」が重要です。
(3) 周りに大切な人がいる場合は、エサをまいて相手の状態を観察しましょう。
例えば、神社への初詣の参拝や七五三等の宗教行事に参加しなければならなくなった場合を想定します。

あなた「神道・神社は明治政府公認の新興宗教だけど、自分たちには関係ないことだと思わない?」

相 手 「えっ、なんで?日本の伝統文化じゃん。宗教だけど風習として考えればいいんじゃないかな。」

あなた「でも伝統文化を隠れみのにした宗教ビジネスだよ。宗教行為は無意味で時間とお金の無駄だと思うけど。」

相 手 「どうしたの?みんなもやってることだし・・・願えば神様からラッキーでご利益もらえるかもしれないじゃん、別に深く考えなくていいんじゃないの。宝くじも買わなきゃ当たらないでしょ。」

あなた「ふぅ~ん、ラッキーかぁ・・・ただ、自分は無駄な宗教行事に参加する必要はないかと思っただけ。」

相 手 「無駄、無駄ってなんか気分悪いなぁ。日本特有の文化なんだし受け継がれる日本の心をもう少し大切にしたら!」

あなた「そうだね。(*´ω`*)ニッコリ」←ここで話をやめることが重要です。

相手は公園のハトポッポ状態だと分かりましたので、エサをまくのはやめて相手の自由意思を尊重してあげましょう。
間違っても(*´ω`*)ニッコリではなく言い負かそうと「はぁ?ほんと物分り悪いなぁ、だから日本特有の文化の仮面をかぶった宗教ビジネスだって言ってんじゃん!!」←これはダメです。

「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない!」ですから、わざわざ同じ土俵に上がる必要はありません。

ただし相手のことを大切に思うのであれば、これで諦めるのではなく正しく受け入れる備えができるように普段から相手の自由意思の尊重を第一に善く諭すことです。
宗教行事に参加しないことが一番ですが、どうしても周りに合わせる必要があるときは仕方がありません。読むワクチンの効果もありますし、周りに溶け込むフリをするだけなので魂に目隠しをされることは無いでしょう。
(4) 実を結ぶために、ときには根を伸ばし土の深いところを探すことも必要です。

・Cグループの人々とは?
「いばらが伸びて」とは、自己中心の利己的な欲望を成就することで増える煩悩のことです。
いばらを育てるのは自由ですが、いつかは魂の庭のいばらをむしらなければならないときがまいります。根を深く張るいばらの群れは簡単には抜けず、その中に何度も手を入れむしろうとするとき、鋭いトゲが引っ掛かり突き刺さり皮膚が裂けてしまいます。また傷口が化膿することもありなかなか治らず、跡が残る場合もあるでしょう。

いばらの中に何度も手を入れむしるとは、苦難に遭い心身に苦悩・苦痛を受けることです。
しかし苦難が終わればいつの間にか乗り越えた辛さは思い出になり、また目先の楽しみに心を奪われ新たないばらを育ててしまいます。(ここでも長い時間をかけて下層界に働きかける魔王の姿があります。)
夢まぼろしの幸せを追い求めていばら(煩悩)を育てることが、自らを苦しめる行為だと学ぶまではいばらむしり(苦難)を繰り返すしかありません。

『みことばをふさぐので、実を結ばない』とありますが、ここはとても重要です。
言い換えれば『最後まで諦めず素直に受け入れる備えさえあれば実を結ぶ』ということです。
もちろん「因果律を土台に各々の霊格にふさわしい理性的な生活を送る」「苦難と正しく向き合う」も大切なことでしたね。

いばらむしりは大変なので、なるべく増やさず育てないことです。

 シルバーバーチの霊訓(十一)より抜粋
過ぎ去ったことは忘れることです。すでに後ろのものとなりました。前にあるものが大切です。言うまでもなく、今あなたが味わっている結果を生み出した原因は過去にあります。しかし同時にあなたは、これから結果を生み出す原因を今作りつつあるのです。良いタネを蒔くように努力なさることです。
良いタネとは善行ばかりとは限りません。自己中心の利己的な欲望を抑える努力をなさることも、未来の自分のためになります。

・Dグループの人々とは?
『みことばを素直に聞いて受け入れ』とありますが、素直に聞いて受け入れるためには魂の庭が良い地でなければなりません。
最初から良い地の人々はいるのでしょうか?
人類の大半はAグループで、B・Cグループが皆さんですから、いないです。
それでは実を結ぶためには、鳥を追い払い、岩地を砕いて運びだし、いばらをむしり、土地を耕して良い地を造るしかありません。
良い地を造るとは、正しく聞ける耳を育てることです。このブログでは‘正見を磨く’と表現してきました。

魂の庭の鳥を追い払う方法、岩地を砕いて運びだす方法、いばらをむしる方法、土地を耕す方法、フェンスを作る方法を学ぶことで、各々が少しずつ良い地を増やしていくことができます。また因果律により強制的に良い地を造る機会を与えられる場合もあります。
フェンスが必要な理由は、増やした良い地に石を投げ込む人々がいるからです。石を投げ込む人々とは、Aグループのハトのフンをまき散らして魂の庭を汚している人々のことです。
フェンスはばらまかれる悪い知識・矛盾・嘘などから、新しく作られた仏(宇宙の自然法則)の思想を守ります。

この例えの核心は以下の二点です。
『第一に、人々の聞く耳を正しく育てること。』
『第二に、正しく聞ける耳を育てるには、みことばを素直に聞いて受け入れることが重要であること。』

仏の国に人々を導くイエスの立場から語れば、さらに難しく深い奥義を理解させるには、人々の聞く耳を育てることは必須なのです。

美しい花を咲かせる種だと分かっていても、美味しい実をつける種だと分かっていても、良い地がなければ育てて観賞することも食すこともできず残念ながら諦めなければなりません。しかし大変な思いをして良い地を造ってみると、今度は様々な良い実を結ぶ種をまきたくなるものです。

魂の庭に良い地を造るコツが分かれば大変なガーデニング作業も次第に楽しくなります。
自分の、自分による、自分のための庭なので、美しい花々で飾ることも実りのある種をまいておき刈り取りを楽しみに待つことも夢ではありません。せっかく貴重な時間を割いて読んでいるのですから、飾る花もなく刈り取る良い実もないような惨めなことにならぬようにしたいものです。

イエスのみことばは、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶですが、仏の真髄は無量の実を結びます。
天に無量の宝を蓄えられるよう正見を磨きましょう。v(*´▽`*)vマジ刈り取りきれねぇ~

イエスは例えについての説明を終えると、次の言葉を残します。
また言われた。「あかりを持って来るのは枡(ます)の下や寝台の下に置くためでしょうか。燭台の上に置くためではありませんか。隠れているのは、必ず現われるためであり、おおい隠されているのは、明らかにされるためです。聞く耳のある者は聞きなさい。」(マルコによる福音書4:21~23)

釈迦もイエスも例えを説きますが、人々の聞く耳の成長に合わせて仏の国の奥義を段階的に余すところなく説いたのが仏の教えです。
釈迦は諸々の仏の一人であり、イエスは仏に近づかんとする仏の子等の一人です。例えれば、先生と生徒のようなものですから同列に語ることは出来ません。

 シルバーバーチの霊訓―地上人類への最高の福音より抜粋
イエスをあなたと同じ存在とお考えになることです。はるかに進化はしていても、決して手の届かない無縁の存在ではありません。

イエスは進化せる高級霊の一人です。地上人類の手の届かないほど誇張され神格化された、縁遠い存在ではありません。

仏は全ての仏の子等が仏の国へ無事に戻ってくることを願っていますから、最初から奥義の意図を隠すつもりなど毛頭ありません。
ただ、無明を認めず邪見で物事を見るために、仏の伝えたいことがおおい隠されてしまうのです。

最後に、

 シルバーバーチは語る、霊界側から見た戦争より抜粋
真理(仏の法則)の導くところならどこへでもついて行き、間違っていることは、それがいかに古くから大事にされてきているものであっても、潔く拒絶する用意が出来ていなければなりません。

本日は、ボリュームがありましたね。大変お疲れ様でした。ヾ(*´∀`*)ノ

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プロフィール

マグナムやまと

Author:マグナムやまと
危険な宗教団体廃絶
無明から光明への道標

以下、向上心のある方向け

このブログはスピリチュアリスト、または特定の宗教団体に導くものではありません。

ネット上に氾濫する宗教・スピリチュアリズム・心の探求などの誤った情報を正していくことが目的である。

心と体の関係を正しく理解することで次第に悪因を作ることを止め、生老病死を恐れず、精神的豊かさを手に入れることを目指す。

精神的豊かさは、魂の成長を意味する。
魂の成長は、死後の世界を決める。
地上生活は原因、死後の世界は結果である。
善因を作るのも、悪因を作るのも己である。

神々も含め、誰であろうと原因結果の法則から絶対に逃れることは出来ない。

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